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変身戦隊 トランスレンジャー 第12話

そのころレッドはまだ壁を使ってコンドムの光線を受け止めていた。



レッド「なんとかもってくれ!」



レッドは持っている“トランスフォーン”を念じるように強く握り締める。
だがその念を無碍にするかのように光の壁にヒビが入り始めた。



コンドム「ふふふ、あと一押しで終わりだ!ふん」



コンドムが力をこめると邪気がとりつくようにさらに光線の威力が増した。



レッド「このままでは・・・」



レッドがそうつぶやいた瞬間、光の壁が砕け散った。



そしてそのままの勢いでレッドも光線に直撃し火花を散らして倒れた。



レッド「うわぁぁぁ!!」



あまりの攻撃に変身も解けてしまった。そして頭からは血を流していた。



レッド「くっ、くそぉ」



コンドム「これだけの攻撃を受けたのだ!立つこともできまい」



コンドムの言うとおりレッドは立つこともままならなかった。



コンドム「このままとどめを刺してもいいのだが、せっかくだ!キバゴン!レッドも女体化させてやれ!」



キバゴン「おっ!出番でゴンね!」



キバゴンは嬉しそうにはしゃぐとレッドに近づいていった。



キバゴン「レッド君!君はどんな女性になっちゃうかな?ぐへへへへ」



不気味な笑い声を出しながらキバゴンは煙を吐き出すために息を吸った。



レッド「うっ これまでか・・!」



ピンク「そうはさせない!」



レッド「?」



レッドの耳にピンクの声が聞こえた気がした。



だが煙はすでに吐き出されレッドの方へ噴射された。



レッドは思わず目をつぶった。



煙の噴射される音だけが聞こえた。



少しすると音が聞こえなくなった。



レッドはゆっくりまばたきしばがら目を開けた。



すると目の前に両手を広げ仁王立ちしている男の姿が飛び込んできた。



レッド「えっ?だれなんだ?」



その男はくすっと小さく笑い答えた。



???「俺だよ!レッド!ピンクだ」



レッドはまさかの答えに一瞬戸惑ったが途中でピンクの声がしたのを思い出した。



レッド「まさか、ほんとにピンクなのか」



ピンク「ああ、形(なり)はこんなになっちまったがよぉ」



ピンクは低音ボイスでどこかのヤクザのような口調で話していた。みれば見た目もスーツに少し緩めたネクタイを着用し



ていて、捲し上げた袖からは元女とは思えないどぶとい腕がある。



唯一、髪型と目の雰囲気だけピンクの面影を感じる。



キバゴン「えええ、そんなピンクがぁ・・・」



コンドム「慌てるなキバゴン!男になったとて所詮は生身!まずはピンクをやれ!」



キバゴン「わ、分かったゴン!」



キバゴンはやけくそになって命令にしたがいピンクに襲い掛かる。



しかしピンクは襲い掛かるその前にキバゴンの懐に飛び込んでいた。



キバゴン「えっ?」




さらにキバゴンが驚く間もない速さで脳天にパンチが入る。



キバゴンは頭を押えながらあとずさりした。



キバゴン「いっ痛たたたた!なんて速さとパワーだゴン!」




ピンクの戦闘をみていたレッドは気づいた。



レッド「そうか、まだ足についているベルトの装置が生きてるんだ!それに男の馬鹿力が加わってるんだ!!」



ピンク「こりゃぁ負ける気がしないぜ!とっととケリつけようぜキバゴンさんよぉ~」



ピンクは右手でキバゴンをクイっクイっと誘うように挑発した。



キバゴン「むぅぅぅぅ!たかが人間の分際で!!これでも喰らえ!」



キバゴンは背中から触手を数本だしてピンクに向かって攻撃した。



しかしピンクは迫り来る触手を余裕があるかのようにかわしていく。



そしてスーツのうちポケットになぜか持っていたナイフを取り出して伸びきった触手を目にも留まらぬ速さで斬っていった。



キバゴン「うわぁぁぁ、おいらの触手がぁぁぁ」



ピンク「ふん!あめぇんだよ」



ピンクはキバゴンの触手をすべて切り上げるとハンカチで汚れたナイフを誇らしげに拭いていた。



キバゴン「もう許せないゴン!」



キバゴンはぶちギレるかのようにピンクに再度突進してきた。



ピンク「仕方ねぇな!」



ピンクがそいうとキバゴンが目の前に近づいたところを狙ってキバゴンの腹の傷に右手を突っ込んだ。



キバゴン「ちょぉぉぉぉっと!!!」



ピンク「え~っとこれかな・・・」



ピンクは突っ込んだ腹の中をまさぐっていた。



ピンク「ああ、あった!あった!このタンクか!」



キバゴン「そ!それは!」



ピンク「確か博士が言っていたやつはこれだな!このタンクに含まれている成分が性別を変えるんだな。じゃあ抜いときますか」



ピンクはそいうと「ふんっ」と力を入れてタンクをつかんだまま思いっきり引き抜いた。



キバゴン「うわわわ、痛いからやめて~~~~」



しかしキバゴンの願いむなしくタンクごと引き抜かれた。



ピンク「これでもう相手の性別もかえられないな」



片手にタンクを担ぎながら威張るピンク。



すると遠くから声が聞こえてきた。



???「お~い」



レッド「あれは!?」



レッドは倒れこみながら車でやってくる姿を眺めた。



ピンク「あれは!“トランスハイエース”!・・・ということはイエローたち!?」



レッドたちに近くまで来ると車を止めピンクがいったようにイエローたちが降りてきた。



レッド「なんでもどってきたんだ!もう大丈夫なのか!」



イエロー「ええ!車の中に博士の作った回復用のカプセルがまだあったんですわ、レッドもこれを飲んで!




そういってカプセルを差し出す。



レッド「す、すまない」



レッドはカプセルを口に含んだ。



レッド「うっ、ケホケホ!!」


しかしレッドカプセルをはきだしてしまった。



イエロー「飲み込む力がないのね・・・どうしましょう」



そんな状況を見かねたブラックがレッドに近づいた。



ブラック「ボクに任せて!」



そいうとブラックは落ちたカプセルを拾い、自分の口の中にそのカプセルと水を口に含んだ。



イエロー「ちょ!!」



イエローがとめにはいる暇も与えずにブラックはレッドの口に自分の唇をくっつける。



レッド「うっ!!」



レッドは頭から垂れる血のせいでよく見えなかった。なにかが自分の口に触れている気はしたがよくわからずのどになにか通る感覚だけがわかったのでそれを勢いで飲み込んだ。



ブラック「これでよし」



ブラックがゆっくり口を離すとレッドの傷は見る見るふさがっていった。頭の傷も治り、目の前も見えてきた。



レッド「うん?治ってる!」



イエロー「ブラックがカプセル飲ませてくれたんですわ」



イエローはレッドの困惑してる様子をみてそう教えた。



レッド「そ、そうかブラックありがと」



ブラック「うん、こんなことたいしたことないよ」



ブルー「“たいしたことないねぇ”...まぁあたしにはかなり大胆な行動に見えたけど・・・」



一部始終をみていたブルーがワゴンからでてきた。



レッド「ブルー!お前も大丈夫なのか?」



ブルー「うん、おかげさまでね!」



レッド「そうか!よかった!・・・ところで“大胆な行動”って?」



ブルー「ああ、気にしなくていいのよ、こっちの話だから!それより変な男がちかづてこっちに来てるんだけど」



ブルーははぐらし交じりにその男を指差しながら話した。



その男はピンクだった。

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