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恨まれて 1話

トントン



扉叩く音に反応してドアを開ける。



するとそこにはホラー映画にでも出てくるくらいの腰まで伸ばした真っ黒髪の女性が立っていた。
「あなたを呪い殺しに来ました。」



「え?」



唐突にもほどあるが間違いなくそう言われた。



「・・・どちら様ですか?」



「名乗る必要はないわ。あなたはここで死ぬのだから。」



俺は他人に恨まれるようなことをしただろうか?



だが心あたりがない。ましてや女に恨まれるなどおそらくないはず。



「俺なんかしました?」



「あなたに話す必要はないわ、だってあなたはここで死ぬのだから」



なぜ似たような台詞を2回も?なにやらセリフからアニメのキャラのマネでもやってるのだろうか?



だが話し方がわりとガチなのが怖い。



「俺をどうする気だ?」



「あなたの体に乗り移ってあなたを殺します。」



「どうやって?」



「こうするんです。」



俺がちょっと瞬きした瞬間だった。



「あれ俺の体が目の前に」



「体を入れ替えたの。どうです、これであなたの体は私のものです。」



うお?まじかよ。ほんとに入れ替わってやがる。



胸にできた谷間を覗きながら自分の体をじろじろみた。



「やべぇ~なんだこれ、すごすぎるだろ!」



こんな奇怪な現象に少し動揺はしたものの、逆に期待感のようなものもこみ上げてきた。



「あまりみないでくれますか?」



彼女・・・というか俺の姿をした彼女は少し恥らいながら話す。



「わりぃ、わりぃ、で?そのあとどうするの?」



「どうするって?この体はもう私の意志でどうにでもなるのよ。自分で首絞めて殺すことだってできるし」



「それ自分が苦しくない?」



「・・・確かに」



「けっこう首絞めきついらしいよ」



「・・・じゃあ舌噛んで・・・」



「それも痛いよ」



「じゃあ飛び降り。落ちてる最中気を失うってきたことあるわ」



「どうかな?ほんとに気を失うっていう保証もないし。もし意識があったらって考えると恐ろしいよ」



「だったらどうすればいいって言うのよ!これじゃああなたを殺せないじゃない!!」



なぜか怒られた。



「ていうか、普通に元にもどって僕を殺せばいいと思うよ」



「・・・。あなた頭いいわね。」



「いや、普通だと思います」



この子はちょっと頭の弱い子なのだろうか?



「じゃあ元に戻すわ」



「・・・」



「・・・どうしたの?」



「どうしよう、元にもどせない・・・」



「・・・まじ?」



「助けてよ!このままなんて嫌だよ!!私の体返えして!」



もしかして彼女どじっ娘なのでしょうか?



「俺に言われても」



「・・・もう死ぬ」



「おい、俺の体で首を絞めるな」



彼女は俺の首を(正確には俺が自分で首を締めている構図)両手でぐっと絞めた。



しかしすぐに苦しくなってたらしく手を離した。



「う~ん、げほっ、げほっ、くるひぃ・・・」



「言わんこっちゃない」



「でもこれでついでにあなたを殺せたのに」



「怖いこと言うな、つうか、なんでそんなに俺を恨んでる?」



「・・・だって前世が」



「前世が何?」



「とにかく前世の記憶が蘇ったの?それ以上言わせないでよね」



「・・・まぁ、いいけど(電波かこいつ)」



「そんなことより早く元にもどらなきゃ」



「ていうかお前どうやって俺らの体入れ替えたんだよ?」



「う~ん気合い的な?」



「いやいや、なんでそんなこと気合いでできるんだよ?」



「そんなこと私が知るわけないじゃない!夢の中ででてきた“ある方”が私に力を貸してくれるっていってくれただけ
だもん」



「その“ある方”って誰だよ」



「知らない。」



「知らねぇのかよ!」



俺はさっきから長い髪の毛が目にかかったりするせいもあり、軽くイラついて語気を強めていってしまった。



「そんなこと言われても知らないものは知らないもん・・・」



しょげられた。



「じゃあ、その“アルパカ”さんはお前にどんな力を与えてくれたんですか?」



俺は小さな子供をあやすようにあえて丁寧に質問してやった。



「アルパカじゃないよ!“ある方”だよ!・・・知らないけどたぶんこの入れ替わりの力だと思う。


一度しか使えないから注意しろとは言われたけど。」



「へ?“一度”しかって・・・お前!?」



「・・・あ、そうか一度しか使えないから戻れなかったんだ!私頭いい!!」



「よくねぇよ!ということはもうもとに戻れないってことじゃないか!」



「・・・うそ?」



「うそって・・・お前が言うことが正しかったらそいうことだろ」



「どうしよう?」



「しらねぇよ」



「なんとかしてよ」



「お前がやったんだろ、むしろ俺が何とかしてほしいよ」



「そんなひどくない?そりゃあ私だっていきなり押し込んで「呪い殺します」とか言って一方的だったと思うよ。


でもさぁ私だって被害者じゃん。、それに普通もどれると思うじゃんね?」



「実際元にもどれてないじゃん」



「知ってるよ、そんなこと!「普通」はっていう話今してるじゃんね?わかる?



ていうかなんでさっきから私の揚げ足とりするようなことしか言わないの?私に恨みでもあるの?



・・・あほ、ばか!!、すっとこどっこきょい・・・イッター」



俺の顔した彼女は大量のわさび入りのお寿司でも食べたかのように顔をしかめた。



「どうした?」



「舌噛んだ・・・。」



「舌噛んで死ぬなよ」



「死なないよ!」



さてこれからどうなるのか・・・つづく・・・のか?

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