FC2ブログ

泣いたアカモリ 2話

それから数日が経ったある日。



「ようアカモリ!今日いいもん見つけたからお前んちに行くけどいいか」
「いいものですか?なんですか?」



「まぁそれはあとのおたのしみってことで」



「なんだよ、気になるじゃないですか」



アカモリは、アオキが何を見つけたのか不安でしたがとりあえず一緒に家に帰ることにしました。



家に着いて自分の部屋にふたりではいるとなにやらアオキがゴソゴソとカバンから取り出しました。



「じゃーん!」



「何それ?」



取り出したのは薬が入った瓶でした。



「これを飲むとモテモテになれるんだ」



「・・・本気で言ってるんですか?」



ついにアオキもこんな子供だましなこと言うようになったかとアカモリは不安そうな顔をしました。



「当たり前じゃん。とにかく飲め。」



「ええ、いやですよ~」



「何だ、俺の出した薬が飲めないっていうのか!」



「そ、そうじゃないですけど」



「じゃぁ飲め!」



「ええええ」



アカギはアオキの強い押しに負けて薬を飲まされました。



「(まぁどうせ効果なんてないだろうし、素直に飲んでおとしますか)」



ゴクリ



「本当にこれで効果あるんですか?ってあれ?」



薬を飲んだアカモリの体に異変がおとずれました。



身体がすこしづつですが小さくなっていくのです。



それどころか日頃鍛えた金剛力士像のような筋肉が徐々に落ちてきます。



その代わりに胸のあたりが蓮の花のように膨らんでくではありませんか。



身体はひとまわりか、ふたまわりか小さくなると今度は癖の強い赤毛の髪がさらさらになり、



それどころか刈り上げていたはずの髪が気づけば腰まで伸びてきました。



そして濃い眉毛も薄く、細くなり、元々つりあがった目つきが美しさすら感じるようになりました。



顔の骨格も丸くなり肌の色はきれいになっていきます。



そうまるで



「身体が女の子みたいになってるぅぅぅぅ!!!」



「やっぱりな」



アオキはどうやらこうなることは予想していたらしいのです。



「これどいうことですか」



「なぁ、やっぱり“アレ”もないのか?」



アオキの言葉にハッとして下の方を確認しました。



「・・・・ない。」



「成功だな!」



「どいうことだよ!!!!!!!!!!」



アカモリはへこたれ女の子座りをして叫ぶのでした。




「これはどいうことなんですか!」



「いやまさかこんな即効性があるなんて思わなかったから」



トントン



ふいにアカモリの部屋の戸からノックの音が鳴りました。



「入るわよ」



どうやらアカモリの母親のようです。



アカモリたちは慌てるがそんなことはおかまいなしと母親は入ってきました。



「どうもアオキ君、うちの子がいつもお世話になってます。よかったらお茶でも飲んで・・・」



母親は途中まで話して突然言葉を一旦止めました。



そして二人を見てまた話し始めます。



「あら~やだわ~もうひとりお友達連れてきてたなんて知らなかった~。しかも女の子だなんて~、あれうちの子はどこかしら?」



どうやら自分の息子を女友達と勘違いしてるようである。無理もない。



しかしアカモリは隠すという発想も思いつくわけでもなく母親に泣いてすがってしまったのです。



「お、おかぁさ~ん」



「え?え?どいうこと?」



母親は当然わけもわからず動揺しました。



「あの~おばさんこれには深~いわけが」



・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
リンクフリーです。
相互リンクも大歓迎。
私と連絡を取りたい時は
下のメールフォームから
お願いします。

名前 :きばみん
性別 : ♂
血液型 : A型
誕生日 : 1987年3月27日
FC2ブログへようこそ!

きばみん

リンク
リンクフリーです。相互リンクは随時募集中!!

TSF関連サイト


FCサイト(TS以外)
カテゴリ
QRコード
QRコード
広告
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム